HashPortは12月3日、同社が提供するWeb3ウォレットアプリ「HashPort Wallet」において、共通ポイントサービス「Ponta」およびスマホ決済サービス「au PAY」との連携機能を1日より提供開始したと発表した。
本アップデートにより、ポイントから暗号資産への交換(オンランプ)と、暗号資産から決済手段への交換(オフランプ)の双方向の機能が実装された。
新たに提供された「Pontaポイントオンランプ」機能では、ユーザーは保有するPontaポイントを、米Coinbase社が提供するLayer2ブロックチェーン「Base」上のステーブルコインであるUSDC、およびビットコイン(cbBTC)へ直接交換することが可能となった。交換にあたっては1カ月あたり2万ポイントの上限が設けられている。

同時にリリースされた「au PAY オフランプ」機能は、ウォレット内のUSDCやcbBTCを使用して「au PAY ギフトカード(コードタイプ)」を購入できるものである。

購入したギフトカードのコードをau PAYアプリに入力することで「au PAY マネーライト」へのチャージが完了し、加盟店での決済に利用可能となる。当該機能の利用上限は1カ月あたり5万円相当とされている。
なお、HashPortは本機能提供開始に先立つ11月11日、KDDIとの資本業務提携を発表している。
|文:栃山直樹
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