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「核攻撃にも耐えられる」スイスの銀行が仮想通貨保管サービス開始

Brady Dale
公開日:2019年 3月 13日 07:00
更新日:2019年 3月 13日 18:33

オンライン銀行グループ、スイスクオート(Swissquote)は、3月21日(現地時間)から、仮想通貨カストディサービスを提供し始める予定。

3月8日金曜日、スイスに拠点を置く同社は、3月21日から個人顧客および法人顧客は、仮想通貨を外部ウォレットから同社の口座に移動し、保管できるようになることを発表した

スイスクオートは、この新サービスを提供するにあたって、クリプト・ストレージAG(Crypto Storage AG)と提携している。クリプト・ストレージAGは、クリプトファイナンスAG(Crypto Finance AG)の子会社で、スイス、ツークに拠点を置く。

クリプト・ストレージAGのウェブサイトによると、同社は「最高グレードのハードウェアセキュリティモジュール(HSM)」を使用して、仮想通貨の秘密鍵を管理するための独自のソリューションを提供する。

「我々のHSMは、スイス国立銀行向けに作られているものと同様のものです。一切外注しておらず、バックドアを埋め込まれる可能性もないです」とクリプト・ストレージのCEO、スティン・バンダー(Stijn Vander)氏はCoinDesk に語った。

また、以下のように付け加えている。

「我々のサーバーラックは、スイスのアルプス山脈に位置する、元軍事バンカーに保管されており、このバンカーは核に耐えられます。そのくらいセキュリティを重要視しております」

スイスクオートはすでに仮想通貨取引サービスを提供しており、2017年7月から仮想通貨交換所ビットスタンプと提携し、ビットコイン取引に対応している。また、その年の12月にビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、XRPなどの取引サービスの提供も始めた

また同社は、ビットコイン上場投資商品(ETP)の提供を2017年11月に始めている。仮想通貨の変動性による影響を抑えるために、機械学習アルゴリズムを活用して、投資家の資産をビットコインとドルの間で移動しているのが特徴的。

そして2018年初めに、同社は複数仮想通貨をベースとした商品もスイス証券取引所(SIX)に上場させている。同商品は、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインの4つと連動している。

同社は2000年、スイス証券取引所に上場した。

翻訳:Yuta Machida
編集:佐藤茂、浦上早苗
写真:Swissquote image via Shutterstock
原文:Swissquote Bank Launching ‘Nuke Proof’ Crypto Custody