三井住友銀行と「Web3パートナー契約」を締結──サッカーJ1・アビスパ福岡

サッカーJリーグのアビスパ福岡は3月24日、三井住友銀行と「Web3コミュニティ共創パートナー契約」を締結したことを発表した。

同パートナーシップは、スポーツを通じたコミュニティの活性化を目的としており、両社は「アカデミー制度」や「スポーツ産業のデータ活用」に関するテーマから取り組みを開始するとしている。

アビスパ福岡は2023年に日本初のスポーツDAOである「Avispa Fukuoka Sports Innovation DAO(アビスパDAO)」を設立。トークン発行プラットフォーム「FiNANCiE」を活用し、コミュニティをベースにした新しい価値の共創を推進してきた。現在の同DAO参加者は約6700人に達している。

同時に「FUKUOKA TAKE ACTION!」プロジェクトも立ち上げ、パートナー企業や自治体、学校などと連携しながら社会課題解決に取り組んでいる。

一方、三井住友銀行はプロ野球やラグビー日本代表などへの協賛に加え、企業スポーツへの参戦や大学スポーツ応援プログラムを展開。SMBCグループ全体としては、現中期経営計画で「社会的価値の創造」を経営の柱に掲げ、デジタルを活用した新たなソリューション提供に力を入れている。

アビスパ福岡の川森敬史代表取締役会長は「日本を代表するメガバンクである三井住友銀行様とパートナー契約を締結し、アビスパDAOを通じた地域活性化に共に取り組めることとなり、心より感謝申し上げる」とコメントしている。

|文:栃山直樹
|画像:リリースから

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