eToro、第2四半期も売上の9割以上が暗号資産取引
  • eToroが第2四半期決算を発表。売上に占める暗号資産取引の割合は91%となった。
  • 第2四半期の売上は20億9000万ドル、そのうち暗号資産関連が19億1000万ドル。
  • 同社は暗号資産関連サービスを強化しており、米国株のイーサリアムブロックチェーンでのトークン化計画を発表している。

オンライン投資プラットフォーム「eToro」が第2四半期決算を発表。暗号資産(仮想通貨)取引は依然として同社ビジネスの中核であり、売上の約91%を占めた。

数値は第1四半期の93%からわずかに低下、株式やその他の取引部門がやや増加した。

第2四半期の暗号資産からの売上は19億1000万ドル、一方、暗号資産デリバティブ取引は840万ドルの損失となった。暗号資産取引は、同社の第2四半期売上20億9000万ドルの大半を占めた。

第1四半期には、暗号資産関連収益は35億ドルにのぼり、さらに暗号資産デリバティブ取引で7700万ドルの売上をあげ、第1四半期売上37億6000万ドルの93%超を占めていた。

eToroは暗号資産分野への注力を一段と強めている。先月には米国株をイーサリアムブロックチェーン上でトークン化し、取引機能を強化する計画を発表している。

eToroは5月に1株52ドルで株式を公開、ナスダック上場により約3億1000万ドルを調達した。当記事執筆時点では、50.7ドル付近で推移しており、上場初値から8.2%超下落している。

|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:CoinDesk Archives
|原文:Crypto Trading Drove Over 90% of eToro’s Second Quarter Revenue

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