ビットパンダ、株式上場を検討中。ただしロンドンは除外:フィナンシャル・タイムズ
  • ビットパンダの共同創業者であるエリック・デムース氏は、この暗号資産取引所の上場先としてロンドン証券取引所の可能性は低いと述べた。
  • デムース氏は、株式取引における流動性の低さがビットパンダの上場意欲を削いでいると述べた。
  • さらに、アメリカ政府の暗号資産支援を根拠に、ニューヨークでの上場の方が現実的だと付け加えた。

暗号資産(仮想通貨)取引所ビットパンダ(Bitpanda)の共同創業者エリック・デムース(Eric Demuth)氏は、フィナンシャル・タイムズのインタビューで、同社が株式上場について「これまでよりもずっと真剣に検討している」と述べた。

デムース氏は、同取引所が最近、イギリスで事業を拡大しているにもかかわらず、ロンドンは上場先として考えていないと述べた。オーストリアのウィーンに拠点を置くビットパンダは、株式取引の流動性不足がロンドン証券取引所(LSE)への上場をためらっている理由だと同氏は述べた。

「現在、誰もがLSEから撤退している」とデムース氏は述べた。「流動性の面では、LSEはあまり好調ではない」。

同氏は、アメリカ政府による暗号資産支援策を背景に、ニューヨーク証券取引所(NYSE)への上場の可能性が高いと付け加えた。

今月、暗号資産企業ブルリッシュ(Bullish)がNYSEに上場した。同社は同名の暗号資産取引所を運営し、CoinDeskの親会社でもある。ステーブルコイン発行会社のサークル(Circle)や取引プラットフォームのイートロ(eToro)といった他の有力企業も、今年アメリカでの市場に上場を果たしている。

「市場は現在、非常に好調だ。そのため、我々は以前よりも上場を真剣に検討している」とデムース氏は述べている。

オーストリアに拠点を置くビットパンダは収益の大部分をヨーロッパ大陸で得ていることから、ドイツのフランクフルト市場への上場も検討しているという。

ビットパンダはCoinDeskからのコメント要請にまだ応じていない。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Bitpandaの創設者の(左から)クリスチャン・トラマー氏、ポール・クランシェク氏、エリック・デムース氏(Bitpanda)
|原文:Bitpanda Considers Public Listing, Rules Out London as Destination: FT

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