- アセット・エンティティーズ(Asset Entities)の株主は、ビベック・ラマスワミ(Vivek Ramaswamy)氏が共同設立したストライブ・エンタープライズ(Strive Enterprises)との合併を承認した。
- この合併は、7億5000万ドルのPIPEによる資金調達をもって完了する見込みであり、さらに7億5000万ドルのPIPEワラント行使の可能性もある。
- アセット・エンティティーズの株価は、米国時間9月10日午前に40%近く上昇した。
アセット・エンティティーズは、株主がストライブ・エンタープライズとの合併を承認したと発表した。9月4日のストライブの株主承認に続き、今回の承認は、ストライブ・インク(Strive Inc.)と改名される合併後の会社が、ビットコイン(BTC)トレジャリー戦略を追求する道を開くものである。
元米大統領候補で実業家のビベック・ラマスワミ氏は、2022年にストライブ・エンタープライズを共同設立した。
ストライブ・アセット・マネジメント(Strive Asset Management)の現在の責任者であるマット・コール(Matt Cole)氏が、合併後の会社の会長兼CEOとして指揮を執る。
一方、アセット・エンティティーズの社長兼CEOであるアーシア・サルカーニ(Arshia Sarkhani)氏は、最高マーケティング責任者および取締役会メンバーに移行する。
発表によれば、合併のクロージングには、ナスダックへの上場承認およびその他の慣例的な条件を満たすことが必要となる。
ストライブは、クロージング時に7億5000万ドル(約1100億円、1ドル=147円換算)の私募(PIPE)による資金調達を完了させる予定であり、ワラントが行使されれば、総収益は15億ドルを超える可能性がある。
コール氏は、同社の無負債構造と、ビットコイン自体を上回るパフォーマンスを目指す規律ある長期的アプローチを通じて、1株当たりビットコイン価値を最大化する戦略を強調した。
アセット・エンティティーズの株価は、米国の9日午前中盤の取引で38%高であった。
|翻訳・編集:山口晶子
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|原文:$1.5B BTC Treasury Company Coming as Asset Entities Approves Merger With Vivek Ramaswamy’s Strive


