暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の日本法人バイナンスジャパン(Binance Japan)は、メイカー(MKR)からスカイ(SKY)へのアップグレード対応により、MKRの取扱廃止を決定。9月17日から新たにスカイ(SKY)の取り扱いを開始する。

メイカー(Maker)は、イーサリアムのブロックチェーン上で動く分散型金融(DeFi)のプロトコル。メイカーからリブランディングしたスカイのローンチに伴い、ガバナンストークンのMKRをSKYにアップグレードすることになった。リブランディングに伴うスケジュールは以下の通りである。
| 日付 | 時間 | 内容 |
| 9月15日 | 正午 | 「MKR」取引ペアの廃止、未約定注文の取消し |
| 9月15日 | 12時30分 | 「MKR」での入出金の停止(MKRの取扱いの停止) |
| 9月15日~17日 | 12時30分以降 | トークンスワップ対応 |
| 9月17日 | 16時 | 「SKY」での入庫の開始 |
| 9月17日 | 17時 | 「SKY」での取引サービス提供を開始 |
| 9月18日以降 | ー | 「MKR」の取扱廃止(移行処理完了1ヶ月後頃) |
すべてのMKRトークンは「1 MKR = 24,000 SKY」のレートでSKYトークンに交換される。一方、9月18日以降の移行では交換レートが3ヶ月ごとに1%ずつ減少するペナルティがプロジェクトチームより発表されている。バイナンスジャパンはペナルティが適用される前にSKYへの移行を完了させる予定だ。
|文:大谷惇途
|画像:Shutterstock、リリースより


