- ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズのイーサリアム保有量は、265万トークンに増加。
- 28日夕方のプレスリリース発表時点で、バランスシート上の暗号資産、現金、「ムーンショット」投資の合計は116億ドル(約1兆7300億円、1ドル149円換算)に達した。
ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies)のイーサリアム(ETH)保有量が265万トークンに増加したと、同社は28日夕方のプレスリリースで発表した。この保有量は、イーサリアム総供給量の2%を超えると同社は述べた。
さらに、192BTC、1億5700万ドル(約234億円)相当の「ムーンショット」株式、4億3600万ドル(約650億円)の自由に使える現金を合わせると、同社の保有資産は116億ドル(約1兆7300億円)相当となる。
同社のイーサリアム総保有量は、前回のイーサリアムトレジャリーの報告から約20万ETH、約8億2000万ドル相当(約1222億円)増加したようだ。
ビットマインの目標は全イーサリアムの5%を保有することだ。ビットマインによると、「5%の錬金術」により、同社はイーサリアムの長期的なネットワーク効果の恩恵を受けられるようになるという。
ファンドストラット(Fundstrat)のリサーチ責任者であり、ビットマインの会長でもあるトム・リー(Tom Lee)氏は、暗号資産(仮想通貨)をAI(人工知能)と並んで、この10年間の2つの「スーパーサイクル」投資ナラティブの一つと表現した。
「これら2つの強力なマクロサイクルは、数十年にわたって展開されるだろう。イーサリアムの価格は将来価値に対して割安であるため、これはトークンにとって好材料であり、ビットマインの主要な財務資産がイーサリアムである理由だ」と同氏は述べた。
ビットマインは現在、イーサリアムトレジャリー企業の中で首位に立っており、StrategicEthReserveのデータによると、83万8730ETHを保有する2位のシャープリンク・ゲーミング(SharpLink Gaming)を大きく引き離している。これらの企業は合計で526万ETH、つまり供給量の約4.34%を保有している。
週末にイーサリアム価格が4110ドルまで反発したことを受け、同社の株価はプレマーケット取引で3%上昇した。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Midjourney/CoinDesk
|原文:BitMine Immersion ETH Holdings Rise to 2.66M Tokens, More Than 2% of Total Supply


