double jump.tokyo(ダブルジャンプトウキョウ)が、創業以来の中核事業であったブロックチェーンゲーム開発から事実上撤退する方針であることを、同社代表取締役の上野広伸氏が10月1日、自身のXで明らかにした。
上野氏は、同社が開発・運営を手掛けてきた「魁 三国志大戦」および「ブレイブ フロンティア ヒーローズ」のサービス終了を改めて告知すると同時に、「DJTとしても創業以来取り組んできたブロックチェーンゲームという分野から離れる形になります」と言及。
2018年の設立から掲げてきた「ブロックチェーン技術を用いてゲームの未来を再構築する」というビジョンが道半ばで区切りを迎えることへの無念さを滲ませた。
事業継続の難しさについて、同氏は「面白い技術、面白いコンテンツ、面白いコミュニティ、それらを成立させながら法的にも会社経営的にも問題ない形で運営継続する、これはなかなか難しい舵取り」「私の力量ではバランスしきれませんでした」と述べた。
今後は、「OASトークンを軸としたトレジャリー事業・支援」と、法人向けウォレットサービスである「N Suite事業」に注力していくとしている。
また、同社が2018年11月にローンチしたヒットタイトル「My Crypto Heroes」は、2021年1月にMCH社へ事業継承されている。
|文:栃山直樹
|画像:同社ウェブサイトから(キャプチャ)


