SBIホールディングスは10月2日、海外で暗号資産(仮想通貨)マイニング事業を行う子会社のSBI Cryptoから、自己資産として所有する暗号資産が不正に流出したことを確認したと発表した。
同社からの不正流出の可能性については、米CoinDeskが昨夜伝え、今朝CoinDesk JAPANが翻訳記事として報じていた。
発表によると「現在、原因の究明や流出額の特定などの調査を鋭意行っておりますが、当社連結業績への影響は軽微であると考えております」とのこと。
また「国内で暗号資産交換業を運営するSBI VCトレード株式会社および株式会社ビットポイントジャパンは、SBI Cryptoと暗号資産管理主体が異なっており、両社においては不正流出等の被害は一切確認されておらず、両社のサービスをご利用いただいているお客さまへの影響は無いことを確認しております」と述べている。
SBI Cryptoの事業については、「今後の事業整理」も含めて検討するとしている。
|文:増田隆幸
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