- この承認により、米国ユーザーはFCM(先物取次業者)や従来型ブローカーを通じてポリマーケットの契約を取引できるようになり、同プラットフォームは他の連邦規制対象取引所と同等の扱いとなる。
- ポリマーケットは新たな取引所の義務の一環として、強化された監視、清算手続き、Part 16に基づく完全な報告を実施する必要がある。
- 同社は、規制圧力の中で2022年に米国ユーザーを遮断することを決定した後、11月に再始動することを以前示唆していた。
ポリマーケット(Polymarket)は米商品先物取引委員会(CFTC)から修正指定決定(Amended Order of Designation)を受け、完全に規制された米国のプラットフォームとして運営される道が開かれた。
24日に与えられ、25日に発表されたこの承認により、ポリマーケットは米国で仲介アクセスを提供できるようになり、ベッター(賭ける人)たちはFCM(先物取次業者)や従来のブローカーチャネルを通じて参加可能となる。
この指定により、ポリマーケットは強化された監視、市場監督基準、清算手続き、Part 16に基づく報告義務など、連邦政府の監督下にある取引所に適用される完全な規制枠組みの対象となる。
「人々がポリマーケットを信頼するのは、混乱しているところに明確さを提供しているからだ」と同プラットフォームの創業者兼CEOのシェイン・コプラン(Shayne Coplan)氏はプレスリリースで述べ、今回の決定は、予測市場が成熟した金融商品として規制当局に受け入れられつつあることを反映していると付け加えた。
同社は、2022年に米国民へのアクセスが遮断された後、11月に米国でのサービス再開を見込んでいると先月発表していた。
|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:ポリマーケットのCEO、シェイン・コプラン氏(Polymarket)
|原文:Polymarket Secures CFTC Approval for Regulated U.S. Return


