リップル、ドバイに中東アフリカ拠点を開設──金融機関との関係深める

リップル社は中東・北アフリカ(MENA)地域の拠点をドバイ・インターナショナル・ファイナンシャル・センター(DIFC:Dubai International Financial Centre)に開設した。エミレーツ・ニュース・エージェンシー(Emirate News Agency)が11月7日に報じた。

DIFCは公式ウェブサイトによると、2400以上の企業が入居した独自の「独立した司法システムと規制フレームワーク」を備えた金融ハブだ。

「我々はすでに中東・北アフリカにかなりの顧客を抱えており、顧客と近い場所に拠点を構える機会という点でDIFCは当然の選択だった」と同社で南アジアと中東・北アフリカを統括するマネージング・ディレクター、ナヴィン・グプタ(Navin Gupta)氏は語った。

「地域オフィスは、この地域に我々のブロックチェーンを使ったソリューションを紹介し、さらに多くの金融機関との関係を深めるための足がかりとして機能する」

ドバイはアラブ首長国連邦の首都であり、同国を構成する7つの首長国の1つだ。

アメリカからの移転を検討か

リップル社のブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)CEOは先日、アメリカにはリップル(XRP)に対して不利な規制が存在するため、イギリス、スイス、シンガポール、日本、アラブ首長国連邦などを代わりとなる拠点の選択肢として検討していると語った。

だが現状、そうした動きが進展しているという情報はリップル社から伝えられていない。

リップル社は暗号資産リップル(XRP)の開発を支援し、クロスボーダー決済や最近ではローンなどの商品への利用を進めている。

翻訳:山口晶子
編集:増田隆幸、佐藤茂
画像:ドバイ(David Rodrigo/Unsplash)
原文:Ripple Opens Dubai HQ as Blockchain Firm Mulls Leaving US