ポルカドットの投資商品、スイス証券取引所に初上場

暗号資産(仮想通貨)「ポルカドット(DOT)」の派生投資商品が4日、スイス証券取引所のSIXに初めて上場する。

スイスでは、暗号資産から派生する金融商品が上場投資商品(ETP)としてSIXに上場され、取引が行われている。今回、ポルカドットのETPを開発したのは、以前までアムン(Amun)の社名で知られる21Shares。

ポルカドットETP(ティッカーはPDOT)は今週4日に、SIXに上場される予定だ。21Sharesは、ポルカドットETPに対する市場のニーズは高く、同商品の開発を進めてきたと述べた。

ポルカドットのブロックチェーンは、イーサリアムを共同創業したギャヴィン・ウッド氏によって創設され、パラチェーンと呼ばれるサブチェーンを相互接続できるよう設計されている。

21Sharesが開発した投資商品には「21Shares HODL basket ETP」というETPがある。21Sharesは1月、ポルカドットをこのETPを組成する銘柄の一つに組み入れている。その際、ポルカドットの代わりに暗号資産のビットコインキャッシュ(BCH)が除外された。

21Sharesは今後3カ月で、新たなETPの開発と上場を目指していくという。CoinMarketCapのデータによると、ポルカドットの時価総額は現在、約150億ドル(約1.6兆円)。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:佐藤茂
|画像:スイス・ベルン市の風景(Shutterstock)

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