機関投資家の70%、将来のデジタル資産投資に関心:報道

機関投資家の70%は将来、デジタル資産を購入あるいは投資するだろうと考えている。フィデリティ・デジタル・アセッツ(Fidelity Digital Assets:FDA)による調査で明らかになったとロイターが20日伝えた。

金融調査会社のCoalition GreenwichがFDAの依頼で2020年12月から2021年4月に実施した調査では、回答者の半数以上がすでにデジタル資産に投資していると答えたという。

Coalition Greenwichは、世界の1100の機関投資家を対象に調査を行った。

デジタル資産への将来の投資に関心があると答えた回答者の約90%は、5年以内に自社あるいは顧客はデジタル資産に投資すると考えている。

デジタル資産への投資は、暗号資産(仮想通貨)企業の株式、暗号資産を保有する投資商品、あるいは暗号資産そのものへの直接投資などが考えられる。

一方、ボラティリティは暗号資産投資の最大のハードルとされ、市場操作や暗号資産の価値を決めるファンダメンタルズの欠如も課題となっている。

今回の調査結果は、機関投資家は今後数年間で暗号資産への投資を増やそうとしているという他の調査結果と一致するものだ。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Most Institutional Investors Expect to Buy Digital Assets in Future: Report

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