ゴールドマン・サックス、DeFi(分散型金融)ETF申請

米投資銀行のゴールドマン・サックスは、世界中のDeFi(分散型金融)とブロックチェーンに投資する上場投資信託(ETF)の申請書類を米証券取引委員会(SEC)に提出した。

詳細は不明だが、資産の80%以上をブロックチェーン技術や金融のデジタル化を推進する企業に投資するという。

「Goldman Sachs Innovate DeFi and Blockchain Equity ETFは、Solactive Decentralized Finance and Blockchain Indexのパフォーマンスに密接に対応した投資結果の提供を目指している」(同申請書)

投資対象となる市場は、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、日本、韓国、スイス、オランダ、イギリス、アメリカなどだ。

SECは現在、10件以上のビットコインETFの申請を審査しており、いくつかについては決定を遅らせている。VanEckとWisdomTreeはイーサリアムETFを申請しているが、DeFi関連のETF申請は初めてのようだ。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Goldman Sachs Applies for DeFi ETF