バイナンス、香港でのデリバティブ取引を停止──コンプライアンス重視の姿勢にシフト

バイナンス、香港でのデリバティブ取引を停止──コンプライアンス重視の姿勢にシフト

世界中で規制当局の追求に直面している暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)は、コンプライアンスに対して一段と積極的な姿勢を取るとし、香港でのデリバティブ口座の新規開設を即座に停止した。

香港の既存の口座保有者は、90日以内に未決済のポジションを決済しなければならないと6日、バイナンスは発表した。同日早く、チャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao)CEOは、バイナンスはコンプライアンスに対して一段と積極的な姿勢を取るとツイートしている。

このニュースの前には、ヨーロッパでのデリバティブサービスを終了し、ポンド、ユーロ、オーストラリアドルでの暗号資産証拠金取引を停止すると発表していた。

イギリス、日本、タイなど、各国の規制当局はこの数週間、バイナンスに対して、事業を行うことは許可されていないとの通知や警告、マレーシアは7月30日に営業停止を命じた。

同じく7月、香港の証券先物委員会(SFC)は、バイナンス・グループのいかなる企業も香港で事業を行うために必要な認可を受けていないと述べ、株式トークンについて特に懸念を示した。

ジャオCEOは7月、こうした規制当局からの圧力に対して公開書簡で「コンプライアンスは旅」と述べ、暗号資産の普及と発展を「法律とガイドラインが途中から整備された」自動車産業にたとえた。

その後、ジャオCEOは自身の後任として、規制に精通した新しいCEOを探していることを明らかにしている。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:チャンポン・ジャオCEO(CoinDesk archives)
|原文:Binance to Wind Down Hong Kong Derivatives Trading in Switch to ‘Proactive’ Compliance Stance

おすすめ記事: