米グレイスケール、ビットコイン信託をETFに変更──SECに申請提出へ:報道

グレースケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)は世界最大のビットコイン信託「グレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)」を、ビットコインETF(上場投資信託)に変更する申請を今週はじめに提出する予定だ。CNBCが関係者の発言を引用して伝えた。

グレイスケールは以前から、米証券取引委員会(SEC)がビットコインの先物価格に連動するETFを承認した際には、現物価格に連動するETFの申請を行う意向を表明していた。

ビットコイン先物ETFは15日に承認されたが、ビットコインETFが承認されれば、ビットコインの投資資産としての可能性はさらに大きくなる。

グレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)の運用資産残高は387億ドル(約4兆4000億円)にのぼる、すでに株式市場で取引されているが、一部のアナリストはETFへの変更はすぐには承認されないだろうと予測している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk archives
|原文:Grayscale Said Close to Filing to Convert Bitcoin Fund Into Spot ETF: CNBC