バックト、2022年の損失を予想──事業拡大にむけ投資強化

米インターコンチネンタル取引所(ICE)の子会社でデジタル資産サービスを提供するBakkt(バックト)は、2022年の損失計上を予想していることが、2021年第4四半期および2021年の決算報告で明らかになった。事業拡大に向けた投資を強化するためだ。

特別買収目的会社(SPAC)との合併によって2021年10月に上場した同社は、将来の成長に向けた投資として2022年、1億5000万ドル〜1億7000万ドルの支出を見込んでいる。同社の手元資金は2021年12月末時点で約3億9000万ドル。

2021年第4四半期、Bakktの収益は前年同期比45%増の1370万ドル。また同社は2022年の収益を6000万ドル~8000万ドル、前年比約50%~100%の増加と予想している。

第4四半期の取引口座数は86万7000に達し、前年同期比13%増となった。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Bakktの経営陣(NYSE)
|原文:Bakkt Expects to Post Losses in 2022 as Investment Ramps Up

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