「暗号資産の冬」でも投資家の関心は凍らない:バンカメ

「暗号資産の冬」でも投資家の関心は凍らない:バンカメ

いわゆる「暗号資産の冬」に対する懸念は、この分野に対する投資家の関心を凍らせるものではない。バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)は28日、レポートで述べた。レポートは先週開催された同行のカンファレンス「Web3 & Digital Assets Day」をまとめたものだ。

カンファレンスに参加した約160人の顧客との会話からは「ブロックチェーン技術とデジタル資産エコシステムは今後も続いていく」ことが明らかになった。同行は暗号資産(仮想通貨)のメインストリームへの普及に以前から楽観的な姿勢を見せている。

同行によると、一部の講演者は最も革新的なプロジェクトは過去の市場低迷期に開発されており、最近の下落は痛みを伴うが「長期的にはエコシステムの発展にとって健全である可能性が高い」と指摘した。

「暗号資産価格の下落と、エコシステムに終焉が訪れたことを示すニュースにもかかわらず、顧客のエンゲージメントは増え続け、ブロックチェーン技術の急速な発展と破壊的な特質に注目が集まり続けている」(レポート)

カンファレンスの登壇者たちは、機関投資家や企業のエンゲージメントのためには規制の明確化がきわめて重要であり、この分野に対する消費者の信頼が高まれば、最終的に実世界での利用は加速し、結果的にメインストリームに普及すると語ったという。

機関投資家と企業はデジタル資産エコシステムに参入する準備を進めているが、包括的な規制の枠組みが確立されるまでは様子見というのが共通した見解というわけだ。

バンク・オブ・アメリカは、デジタル資産プロダクトはユーザーとして最初の10億人を引き付けるかもしれないが「次の10億人には、法定通貨と暗号資産エコシステムをつなぐ仕組みの改善と、ユーザーがブロックチェーン技術を使っていることを意識しない暗号資産ネイティブのエコシステムを構築する必要があるだろう」と述べた。

同行は、ブロックチェーン技術はインターネット以来の最も重要なソフトウェアの進化をもたらすという見解を繰り返し、Web3アプリケーションの新しいエコシステムは「あらゆる産業を変革する可能性」を持っていると付け加えた。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Ina Hoekstra/Pixabay
|原文:Bank of America Says ‘Crypto Winter’ Concerns Haven’t Frozen Investor Interest

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