Mergeの日程、イーサリアム財団が正式発表

イーサリアム財団(Ethereum Foundation)は8月24日、イーサリアムブロックチェーンのPoS(プルーフ・オフ・ステーク)移行「Merge(マージ)」に向けた公式スケジュールを発表した。

●9月6日:ビーコンチェーン(Beacon Chain)のアップグレード「Bellatrix(ベラトリックス)」を実施。マージに向けたプロセスの最後の部分を稼働させる。協定世界時(UTC)11時34分47秒の予定。

●そして、TTD(Terminal Total Difficulty)が「58,750,000,000,000,000,000」に達するとマージが実行される。イーサリアム財団は、9月10日から9月20日のどこかで指定のTTDに達すると予想しているが、15日〜16日の可能性が高いと見られている。

●この期間、マイニング難易度は上昇し、最終的にプルーフ・オブ・ワーク(PoW)によるマイニングは不可能になる。

●TTDが「58,750,000,000,000」に達すると、実行レイヤーを新しいコンセンサスレイヤーに統合し、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)コンセンサスプロトコルに移行する。

●マージに向けて、Ropsten、Sepolia、Goerliなどの複数のテストネットで、一連の最終リハーサルが完了している。

出典:ethereum.org

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:ethereum.org
|原文:The Ethereum Merge Has an Official Kick-Off Date