Crypto.comの暗号資産CRO、コカ・コーラとのサッカーW杯記念NFT発行で上昇

暗号資産(仮想通貨)取引所Crypto.comの暗号資産クロノス(CRO)は、同取引所がコカ・コーラと提携して「FIFAワールドカップ カタール2022」を記念したNFTを発売するとのニュースを受けて、12月5日に上昇した。

CROはプレスリリース発表後に10%上昇し、当記事執筆時点には8.5%上昇に落ちついたが、5日のトップパフォーマンスの暗号資産の1つとなった。

しかし、FTX破綻の影響が広がるなか、CROは過去1カ月で約50%下落、前年同期から約90%下落している(日本時間6日10時30分時点では、24時間で約2%下落まで値を戻している)。

リリースによると、コカ・コーラとデジタルアーティストのGMUNKが作成した1万個のNFTを発行する。NFTは、サッカーW杯カタール大会の試合中の選手の動きを「ヒートマップ」で追跡して作成されたものだ。

「今年のFIFAワールドカップは、Web3テクノロジーを活用した初めての大会となる。コカ・コーラおよびGMUNKと提携し、ブロックチェーンに永遠に刻まれる歴史的な試合を記録することは光栄なこと。我々はまったく新しい形の記念品を作り上げている」とCrypto.comの最高マーケティング責任者スティーブン・カリフォウィッツ(Steven Kalifowitz)氏はリリースで述べた。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Crypto.com’s CRO Surges as It Launches World Cup NFTs With Coca-Cola