米司法省、FTX破綻直後の約4億ドルの不正流出を捜査:報道

米司法省は、暗号資産(仮想通貨)取引所FTXが破産を申請したその夜に、ウォレットから約4億ドル(約540億円)が流出したハッキングについて捜査を開始した。ブルームバーグが12月27日、関係者の言葉を引用して伝えた。

11月11日から12日未明にかけて、FTXとFTX USのウォレットから大量の暗号資産が流出。ハッキングの疑いが浮かび始めてから1時間以上経ってから、FTXの法務担当ライン・ミラー(Ryne Miller)氏は、同社が「ウォレットの異常な動きを調査中」とツイート、その後、FTXの公式テレグラムは次のメッセージを固定した。

「FTXはハッキングされた。FTXのアプリはマルウェア。削除してください。チャットはオープンしています。トロイの木馬をダウンロードする可能性があるので、FTXのサイトにはアクセスしないだください」

ブルームバーグによると、本件の捜査はサム・バンクマン-フリード元CEOの事件とは別で、当局は盗まれた資金の一部を凍結できたとも伝えている。

ブロックチェーン専門家は、FTXとFTX USが同時にハッキングされたこと、容疑者が複数のコールドウォレットにアクセスしたこと、別の取引所の個人アカウントから取引手数料を引き出したことなどから、ハッキングはFTXの内部関係者である可能性を指摘している。

関連記事:FTX、ハッキングは内部関係者か──ハッカーが残した「愚かな失敗」とは?

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk TV(キャプチャ)
|原文:Justice Department Launches Criminal Probe Into $400M FTX Hack: Bloomberg

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