ビットコインNFTの「Ordinal NFT」、価格が上昇

ビットコインNFTが人気を集め、クリプトパンクス(CryptoPunks)に似たプロジェクトの価格が急上昇している。「Ordinal Punks」だ。

2月8日遅く、ツイートによると、Ordinal Punksのうちの1つである「Punk 94」が9.5ビットコイン(BTC)、約21万4000ドル(約2800万円)で取引された。

Ordinal Punksは、ビットコインブロックチェーンを使ったOrdinals Protocol上で発行されているため「ビットコインパンクス(Bitcoin Punks)」とも呼ばれる。

同コレクションは今月初めに完売、NFT業界のトップ企業ユガラボ(Yuga Labs)が手がけるクリプトパンクスと似た構成で、100枚のNFT画像からなる。なお、クリプトパンクスはイーサリアムブロックチェーンを使っている。

コミュニティに激しい議論

Ordinals Protocolは、ビットコインの「タップルート(Taproot)」を利用している。タップルートは、ネットワークの安全性を高め、取引を効率化するためのアップデートで、Ordinalsは1ビットコインの1億分の1を表すサトシ(sats)にデータを記録することで、NFTをビットコインブロックチェーンに保存している。

ビットコインNFTというアイデアは、コミュニティに激しい議論を引き起こしている。ビットコインブロックチェーンは金融取引に限定されるべきと考える純粋主義者もいれば、Ordinals Protocolの人気はビットコインブロックチェーンのさらなる発展を促すポジティブな触媒と指摘する人もいる。

金融サービス企業のスワン・ビットコイン(Swan Bitcoin)のビットコインアナリスト、サム・キャラハン(Sam Callahan)氏は、Ordinal Punksの人気は、ブロックスペースの需要、マイナーの収益、タップルート普及を促進するが、リスクがないわけではないと語った。

「長期的に(ビットコインNFTの)需要が長く続くことが証明された場合、ビットコインの手数料市場を歪めてしまい、ライトニングネットワーク経由の決済など、他のユースケースに影響を与えるリスクがある」(キャラハン氏)

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Ordinals.com
|原文:Bitcoin Punks: Ordinal NFT Collection Soars in Value

PR

ボーナスで始めるのにおすすめな国内暗号資産取引所3選

取引所名特徴

Coincheck
500円の少額投資から試せる!】
国内の暗号資産アプリダウンロード数.No1
銘柄数も最大級 、手数料も安い
無料で口座開設する

bitbank
【たくさんの銘柄で取引する人向け】
◆40種類以上の銘柄を用意
◆1万円以上の入金で現金1,000円獲得
無料で口座開設する

bitFlyer
初心者にもおすすめ】
◆国内最大級の取引量
◆トップレベルのセキュリティ意識を持つ
無料で口座開設する