国内3行が参加してステーブルコイン実証実験──日本企業が運営するJapan Open Chain上で発行へ

Web3インフラを開発・提供するG.U.Technologiesは3月2日、日本企業が運営するイーサリアムブロックチェーン完全互換のパブリック・ブロックチェーン「Japan Open Chain」上でのステーブルコイン発行に向けた実証実験を開始したと発表した。実証実験には、東京きらぼしフィナンシャルグループ、みんなの銀行、四国銀行が参加する。

実証実験では、G.U.Technologiesが開発した金融機関向けステーブルコイン発行システムを利用し、Japan Open Chain上で、各行の独自ステーブルコインを発行できることを確認する。最終的には銀行勘定系のテスト環境および本番環境とも連携しながら、法的に裏付けのあるステーブルコインの発行を目指す。

Japan Open Chainは、信頼できる日本企業が日本法に準拠した運営を行うことを目的に設立された。バリデーターはソニーのグループ内スタートアップであるコーギア、電通、G.U.Technologies、みんなの銀行、ピクシブ、京都芸術大学の6社で、最終的には21社となる予定。

|文・編集:coindesk JAPAN編集部
|トップ画像:リリースより

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