【現地レポート】世界遺産・二条城で「Oasys Special Event」開催──「サマナーズウォー:クロニクル」IPのタイトルなどOasys採用10タイトルの新情報公開

ゲーム特化型ブロックチェーンのOasysは6月28日、京都で30日までの日程でスタートしたカンファレンス「IVS Crypto 2023」において、公式かつ最大のサイドイベントとなる「Oasys Special Event」を二条城で開催。MIXIやUbisoftなど合計13の企業がOasysを採用した12のプロジェクト(うち10はゲームタイトル)について発表した。また、プレゼンテーションの中で、Oasysのレイヤー2チェーン「Verse」上での5つの独自Verse構築も発表された。

二条城に最新Web3ゲームが集結

プレゼンテーションに先立ち、Oasys代表の松原亮氏が「ゲーマーとゲームディベロッパーのためのブロックチェーン」であるOasysの概要を説明、またビジュアルイメージを一新したことを発表した。

次いで、自民党web3PT座長の平将明衆議院議員からのビデオメッセージ。平議員はゲームは日本が世界を引っ張ってきており、人材、ノウハウ、キャラクター、ストーリー展開はブロックチェーン、そしてWeb3の発展を後押しするものになると期待を語った。

二条城の会場には大勢の人が押し寄せた

さらに、各社のプレゼンテーションの後には、スペシャルステージとして、サムライ・ギタリストのMIYAVI氏が登場。京都・二条城の開催にちなみ、三味線とともに「Long Nights」や「DAY 1」を披露し、プレゼンテーションの熱気をさらに盛り上げるステージを展開した。

サムライ・ギタリストのMIYAVI氏

各社のプレゼンテーション

以下、登壇順に各社プレゼンテーションを簡単に紹介する。

●double jump tokyo

ブロックチェーンゲーム初心者のための、シンプルで簡単なウォレットとしてOasysに特化したウォレット「Oasys Passport」を発表。新しいゲーム体験の入口となることを目指すと述べた。

●double jump tokyo(ゲストスピーカー:セガ)

セガの人気ゲーム「三国志大戦」のアートワークを活用したブロックチェーンゲーム「Battle of Three Kingdoms」を発表。また「三国志大戦」の人気イラストレーターが手がけたアートワーク(NFT)を公開。

●バンダイナムコ研究所

OasysのゲーマーのためのNFTプロジェクト「OASYX」の第2弾「OASYX series2:RYUZO(龍造)」に、バンダイナムコ研究所と同社元社長で「鉄拳」シリーズの開発者として知られる中谷始氏が参画。

●MIXI

23年4月、Oasysにバリデーターとして参加したMIXI。「モンスターストライク」のIPの活用や、デジタルエンターテイメント領域でのコンテンツでの協業に向けて協議を進める方針を発表。

●BLOCKSMITH&Co.

KLabのブロックチェーン関連事業子会社のBLOCKSMITH&Co.が、縦型ショート動画クイズアプリ「QAQA」でのOasys採用とレイヤー2チェーン「BLQS Verse」の構築を発表。

アプリさながらに、ステージ上でクイズを出題しながら取り組み内容を説明していくユニークなプレゼンテーションとなった。

●enish

Oasys上に独自Verseを構築し、2024年に同Verse上初のタイトルとして「De:Lithe Last Memories(ディライズ ラストメモリーズ)」をリリースすると発表。

●DMM.com/DM2C Studio

独自Verse「DM2 Verse」構築を発表。1作目となる「コインムスメ」のリリースを開発元のEureka Entertainmentとともに発表。暗号資産をモチーフにしたアイドルキャラクターたちも紹介された。

また昨年待つDMM.com初のブロックチェーンゲームとして発表された「かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM」のアニメーションムービー、さらにNFTトレーディングカードゲーム「神櫓-KAMIYAGURA-」の情報を開発元のDigital Entertainment Assetが発表した。

コインムスメのパフォーマンス
「神櫓-KAMIYAGURA-」の最新情報

●Digital Entertainment Asset

NFTゲームプラットフォーム「PlayMining」の取り組みを発表。なかでも、トークンによるインセンティブとゲーミフィケーションの知見をさまざまな社会課題の解決に活用する取り組みに着手していることを紹介。

具体的には、ユーザーがクレーンゲーム感覚で廃棄物の選別を体験できるうえ、実際の廃棄物処理場に設置されたロボットアームと連動して、遠隔操作で廃棄物の仕分けを行うデモ動画を発表。会場に設けられたブースでリアルに体験できることをアピールした。

●Com2uS/XPLA

日本のブロックチェーンゲーマーや開発者をサポートするエコシステム展開を発表。その一環として、アクションRPG「Summoners War: Chronicles」のIPを活用したブロックチェーンゲームでのOasysの採用を発表した。

●Ubisoft

フランスに拠点を置くUbisoftから3名が登壇。同社初のブロックチェーンゲーム「Champions Tactics」をOasysで展開すると発表。日本語を交えたプレゼンテーションで観客の視線を惹きつけていた。

<登壇企業/プロジェクト一覧>

最後に松原氏は、プレゼンテーションの登壇者、イベント参加者に感謝を示すとともに、日本のブロックチェーンゲームをともに盛り上げていこうと以下のように会場に呼びかけた。

Oasys代表の松原亮氏

「OASYS Special Eventでは、BCG Summer Starts Hereとして「BCGは日本から」の強い意思を国内外に示すことができ大変嬉しく思います。

海外からも多くの方が集まるタイミングで、約2000名の方々に参加いただき、国内外の有名ゲーム会社からOASYSを活用した新サービスの発表を行いました。

皆様からの多大なるご支援を賜り、このような大規模なイベントを開催できたこと心より感謝とお礼を申し上げます。

OASYSは立ち上げにあたっての大規模発表をもって、立ち上げ期から、成長期へとシフトしていきます。

OASYSはブロックチェーンとしては最後発です。新しく出ていくものは、周囲が呆れるほどクレイジーなチャレンジャーであり続けないと何も変わりません。

特にWeb3においては従来3、4年かけるグロースフェーズを3、4倍のスピードでやり切らないと世に存在意義を示すことはできません。

ご支援いただいる皆様とともに、BCGのマスアダプションに向けて、文字通り、「懸命」に命を削りながら駆け抜けてまいります。

日本においては、Tokyo Game Showにて出展予定ですので、皆様のお目にかかれますことを楽しみにしております」

|文:CoinDesk JAPAN広告制作チーム
|画像:Oasys、CoinDesk JAPAN広告制作チーム