「デジタル・ニッポン2025」自民党発表──「この四半世紀のデジタル政策の成果を真摯に反省」
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増田隆幸

自由民主党政務調査会デジタル社会推進本部(本部長・平井卓也議員)は5月16日、「デジタル・ニッポン2025」を発表した。副題には、〜「次の100年」へ、「デジタル政策2.0」始動〜を謳っている。
冒頭、初代デジタル大臣で党デジタル社会推進本部長の平井議員は「60回の会議、80社からのヒアリング」をもとにまとめたと説明、「デジタル庁の権限を大幅に拡大したい」と考えており、現状のデジタル庁の取り組みに対しては厳しいペーパーとなっていると述べた。
続けて、事務局長の鈴木英敬議員が「デジタル・ニッポン2025」の概要を説明。「デジタル政策2.0に向けたデジタル庁2.0の実現」として、「デジタル庁への人的・財政的リソース配分を『世界と戦える』にふさわしいものに」などをあげた。
その後、各分野を担当した主査の議員が説明を行った。Web3については、主査の塩崎彰久議員に変わって、副主査の森下千里議員が説明を行う模様。
「デジタル・ニッポン2025」、特にWeb3分野の詳細については、追って、お伝えする。
|文・写真:増田隆幸