「ビットコイン・ピザ・デー」が15周年──ピザの代金は今では11億ドルを超える
  • ビットコインは、ビットコイン・ピザ・デーの15周年に、11万1800ドルという新たな史上最高値を記録した。
  • 2010年、ラズロ・ハニエツ氏はビットコインを用いた最初の商業取引を行い、1万BTCで2枚のピザを購入した。
  • このピザ購入に用いられた1万BTCは現在11億ドルを超える価値を有しており、暗号資産の価値の劇的な上昇を浮き彫りにしている。

ビットコイン(BTC)・ピザ・デー(Bitcoin Pizza Day)が到来し、これまでで最もふさわしい出来事があった。新たな史上最高値の更新だ。

ビットコインは5月22日朝、11万1800ドルを突破し、新たな記録を樹立した。15年前のこの日、開発者のラズロ・ハニエツ(Laszlo Hanyecz)氏は、2枚のピザの代金としてパパ・ジョンズ・ピザ(Papa John’s Pizza)に1万BTCを支払った。当時の価値は約40ドルだった。

2010年5月22日のこの出来事は、BTCを使用した最初の商業取引であり、暗号資産(仮想通貨)がコードから実際の通貨に変わる転換点となった。

現在の価格では、その1万BTCで7000万枚以上のピザを購入できる。22日の時点での価値は11億ドルを超えている。ハニエツ氏は「幸運を失った」というレッテルを気に留めておらず、2019年にはCBSに対し、この取引がビットコインを「現実のもの」にしたのだと語っている。彼がコインをマイニングしたのはBTCが1セント未満の時代で、数兆ドル規模の資産に成長するとは誰も予想できなかった。

それでも、この取引は暗号資産市場における文化的マイルストーンとして残っている。インターネット上の通貨が実際の通貨として機能する可能性を示した瞬間だったからだ。現在では、ビットコインで支払われるのはピザだけではない。不動産、自動車、そして一部の国では一時的に税金まで支払われている。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Bitcoin Pizza Day Is Now a $1.1B Celebration

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