取引高5.3億円突破の「Moriusa(もりうさ)NFT」、コインチェックが取扱い発表

人気NFTプロジェクト「Moriusa(もりうさ)NFT」が、暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックの運営するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」にて取り扱われることが6月6日に発表された。

Moriusa NFTは、STPR社がプロデュースを手掛ける、エンタメユニット「すとぷり」のリーダー「ななもり。」氏をモチーフとしたキャラクター「もりうさ」のプロジェクトである。

2025年4月24日のリリース時には、用意された2222体が即日完売。

その後も国内外のNFTホルダー間で活発な二次流通が行われ、リリースから1カ月強で累計取引高は1494ETH(約5.3億円相当、6月6日時点のレート)を記録している。

[OpenSeaコレクションページ]

流動性の不足からX2Y2やtofuNFTといったNFTマーケットプレイスのサービス終了が相次ぐなど、NFT市場全体が厳しい局面を迎える中で、この数字は特筆すべきものと言える。

STPRによると、この実績は2025年にリリースされたNFTコレクションの中で世界第2位に相当するとしている(イーサリアム上で同年1月以降に発行されたNFTの4月28日から5月28日までの売買代金に基づく)。

Coincheck NFTによるMoriusa NFTの取扱いにより、日本国内の利用者がより容易に本NFTにアクセスできるようになると、STPR社は説明している。STPR社とコインチェックは、今後クリプト領域におけるさらなる協業の可能性も模索していくとしている。

|文:栃山直樹
|画像:リリースから

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