ビットコインが12万ドルを突破──トランプ大統領が退職金口座での暗号資産投資を許可との報道で
  • トランプ大統領は、退職金口座を通じて暗号資産などの代替資産に投資できるようにする大統領令に署名する見通しだ。
  • この大統領令は、401k(確定拠出年金)の投資オプションを株式や債券以外の資産にも拡大することを目的としている。
  • この政策変更の可能性に関する報道を受け、ビットコインは12万ドルを上回った。

フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)は17日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が、退職金口座を通じて暗号資産(仮想通貨)を含む代替資産に投資できるようにする大統領令に署名する準備を進めていると報じた。

早ければ今週中にも署名される可能性があるこの大統領令は、401k口座を通じて、従来の株式や債券だけでなくデジタル資産、金、プライベートエクイティなどより幅広い資産への投資を許可するとともに、規制当局に対してあらゆる障害を解消するよう指示するものだ。

この報道を受けてビットコイン(BTC)は12万ドルを超え、過去24時間で1.7%上昇。一方、エックス・アール・ピー(XRP)は2018年の記録を更新し、史上最高値に急騰した。

|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:Shutterstock
|原文:Bitcoin Tops $120K on Report of Trump Approving Crypto Investments for Retirement Accounts

ビットコインの今後・将来性は?価格推移から分析