暗号資産取引所Bullish、米国でIPOを申請──米CoinDeskの兄弟企業
  • 暗号資産取引所ブリッシュがニューヨーク証券取引所への上場を計画している。ティッカー「BLSH」、米国、英国、アジアでの事業拡大を目指す。
  • 2024年は取引およびデータサービスが好調で8000万ドルの純利益だったが、2025年3月31日までの3カ月は3億4900万ドルの純損失となっている。

暗号資産(仮想通貨)取引所ブリッシュ(Bullish)は、米国での新規株式公開(IPO)に向けたF-1申請書を提出した。

同社は、米CoinDeskの親会社ブリッシュ・グローバル(Bullish Global)傘下の企業で、ニューヨーク証券取引所(NYSE)にティッカー「BLSH」で上場を計画している。

提出書類によると、ブリッシュはケイマン諸島に本社を構え、機関投資家向けの取引プラットフォームを運営し、現物取引、デリバティブ取引、流動性サービスを提供している。

同社の2024年の純利益は8000万ドル、また現金、ビットコイン(BTC)、ステーブルコインなどで19億ドル超の流動資産を保有しているという。一方で、2025年3月31日までの3カ月では3億4900万ドルの純損失、前年同期の純利益1億480万ドルとは対照的な結果となっている。

|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
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|原文:Crypto Exchange Bullish Files for U.S. IPO

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