イーサリアム、史上最高値を更新──9月利下げの可能性を受けて
  • パウエルFRB議長が9月の利下げの可能性を示唆したことを受け、イーサリアムは24時間で約15%上昇し、史上最高値の4866ドルに達した。
  • イーサリアムの上昇は、マクロ経済への楽観的な見方と機関投資家による蓄積の増加に支えられ、ビットコインやその他の主要トークンを上回った。
  • 投資家がイーサリアムネットワークをウォール街が採用する可能性の高いブロックチェーンとしてますます評価する中、イーサリアムは年初来で45%上昇。

イーサリアム(ETH)は22日金曜日、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル(Jerome Powell)議長が利下げを示唆する発言を行い、週末に向けてトレーダーたちに安堵感を与えたことを受け、コインベース(Coinbase)で史上最高値の4885ドルを記録した。

このトークンは、金融市場の広範な上昇の一部として過去24時間で約15%上昇した。

それでも、イーサリアムの上昇は他のトークンの中でも際立っていた。ビットコイン(BTC)も上昇したが、その上昇幅は約4%にとどまった。広範な暗号資産(仮想通貨)市場を追跡するCoinDesk 20 Index(CD20)は、同期間に9%上昇した。

パウエル議長は22日、トレーダーが当初予想していた通り、FRBが9月に実際に利下げを行う可能性を示唆した。だが、ここ数日でその期待は薄れ、22日の取引時間中に世界市場で大きな反応を引き起こした。

イーサリアムは今年、マクロ経済状況から利益を得ただけでなく、トークンの背後にあるネットワークに対する機関投資家の関心が新たに高まったことからも利益を得た。

ビリオネア投資家のピーター・ティール(Peter Thiel)氏が支援するETHZillaなど、複数の企業が財務戦略の一環としてイーサリアムの蓄積を開始している。イーサリアム(Ethereum)は、最終的にはウォール街が構築のために好むブロックチェーンとなり、それによってネイティブキャンプトークンの需要が高まるとの見方もある。

その結果、イーサリアムは今年、ビットコインを上回るパフォーマンスを示し、世界最大の暗号資産であるビットコインが2025年初頭から25%上昇したのに対し、イーサリアムは約45%上昇。リドダオ(LDO)やエセナ(ENA)といった他のイーサリアム関連トークンも、イーサリアムの急騰から恩恵を受けた。

|翻訳・編集:廣瀬優香
|画像:CJ/Unsplash
|原文:Ethereum Surges to New All-Time High Amid Likely September Rate Cut

PR

ボーナスで始めるのにおすすめな国内暗号資産取引所3選

取引所名特徴

Coincheck
500円の少額投資から試せる!】
国内の暗号資産アプリダウンロード数.No1
銘柄数も最大級 、手数料も安い
無料で口座開設する

bitbank
【たくさんの銘柄で取引する人向け】
◆40種類以上の銘柄を用意
◆1万円以上の入金で現金1,000円獲得
無料で口座開設する

bitFlyer
初心者にもおすすめ】
◆国内最大級の取引量
◆トップレベルのセキュリティ意識を持つ
無料で口座開設する