日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)が9月2日、会員統計情報を更新した。
統計によると、2025年7月の日本の暗号資産(仮想通貨)取引所における暗号資産の現物取引高は2兆329億9400万円で、前月(6月)の1兆3953億2900万円から大幅に増加した。
ビットコイン(BTC)は7月に、史上初めて12万ドルを超えて過去最高値を更新。市場全体のセンチメントを大きく向上させた。
個別銘柄では、ビットコイン単体の現物保有金額は7月に3兆877億8200万円に達した。ビットコインの現物保有金額が3兆円の大台を突破したのは、JVCEAがデータの公開を始めた2018年9月から、初めてのことである。
イーサリアム(ETH)の現物保有金額も、6月の3865億9800万円から7月には6051億3400万円へと顕著な増加を見せている。
|文:栃山直樹
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