ジ・イーサ・マシン、ジェフリー・バーンズ氏から15万ETHの現物拠出を獲得
  • 暗号資産財務企業のジ・イーサ・マシンは、ブロックチェーンズ創業者のジェフリー・バーンズ氏から15万ETHの現物拠出を確保した。
  • この投資により、同社のETH保有量は合計49万5362ETHとなり、その価値は約21億6000万ドルとなる。
  • ジ・イーサ・マシンは、少なくとも5億ドル規模の第3回資金調達ラウンドを計画しており、シティが主導すると、キーズCEOがロイターに語った。

ジ・イーサ・マシン(The Ether Machine)は9月2日、ブロックチェーンズ(Blockchains)の創業者ジェフリー・バーンズ(Jeffrey Berns)氏から追加で15万ETHを確保したと発表した。これは約6億5400万ドル(約981億円、1ドル=150円換算)に相当する。同社はダイナミクス・コーポレーション(Dynamix Corporation)との合併を通じた上場準備を進めている暗号資産財務企業だ。

今回の追加出資により、同社が保有または担保に供するイーサリアムの総量は49万5362ETH(約21億6000万ドル、約3240億円相当)に達した。

また、ダイナミクスの株主が合併完了前に株式を償還しないことを前提に、同社は最大3億6710万ドル(約550億6500万円)を今後の追加購入資金として確保している。

バーンズ氏は、デジタルIDやインターネットインフラのプラットフォームとしてイーサリアムを支援してきた人物で、今年後半に取引が完了次第、ジ・イーサ・マシンの取締役会に加わる見込みだ。彼の投資は、同社の共同創業者兼会長であるアンドリュー・キーズ(Andrew Keys)氏による先行アンカーコミットメント(16万9984ETH、7億4100万ドル=約1111億5000万円相当)に続くものだ。

キーズ氏はロイターとのインタビューで、同社はシティ(Citi)を主幹事とした少なくとも5億ドル(約750億円)の第3回資金調達ラウンドも計画していると述べた。

ジ・イーサ・マシンは、時価総額第2位の暗号資産であるETHの取得戦略を追求する上場企業の増加傾向の一例だ。strategicethreserve.xyzのダッシュボードによると、ビットマイン(BitMine)やシャープリンク・ゲーミング(SharpLink Gaming)などのETH保有企業は、すでにトークン供給量の約4%を買い集めている。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:The Ether Machine Gets $654M ETH Investment From Blockchains’ Jeffrey Berns

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