ビットコイン、重要な水準の9万3000ドル付近で足踏み──サークル、ジェミナイが暗号資産株の反発を主導
  • ビットコインは12月3日、9万3000ドル付近で上昇が一時停止した一方、イーサリアムは3100ドルを回復した。
  • 暗号資産(仮想通貨)関連株は勢いを維持し、ステーブルコイン発行元のサークル(Circle)と取引所ジェミナイ(Gemini)は8~10%上昇した。
  • ビットコインは48時間未満で8万4000ドルから反発したが、重要なテクニカル水準である2025年の年初値で抵抗に直面している。

ビットコイン(BTC)は12月3日午前、9万1800ドルまで下落した値を回復し、午後には9万3000ドル近くまで上昇したが、2日間で10%急騰した勢いは現在、重要な試練に直面している。

ビットコインは、1日に記録した8万4000ドル台の安値からの上昇が、重要なテクニカル水準である2025年年初値9万3400ドル付近で停滞しているように見える。この価格帯は現在、上昇トレンド継続のためには強気派が確実に奪還すべき抵抗線として機能している。

イーサリアム(ETH)は、3100ドル台を回復。2週間ぶりの高値を更新し、過去24時間では3.5%上昇しており、同期間のビットコインの1%上昇を上回る伸びを示した。

The Informationが朝方、マイクロソフトがAIソフト販売目標を下方修正したと報じたことで市場は動揺。この報道を受け、マイクロソフト株は一時3%近く下落し、ナスダックをマイナス圏に引きずり込んだ。しかし、同社は後に報道を否定し、販売目標の変更はないと反論した。

ナスダックは、午後には下落分を回復し小幅高で取引され、マイクロソフト株も下落幅を1.5%に縮小した。

暗号資産関連株、上昇

一方、暗号資産関連株は上昇を続けた。USDコイン(USDC)を発行するサークルと、暗号資産取引所ジェミナイはいずれも、約10%急騰したが、両社とも今年の上場時の評価額を依然として大きく下回っている。

コインベース(Coinbase)、ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)、ロビンフッド(Robinhood)はそれぞれ、約5%上昇した。ビットコインマイニング企業の大半も値上がりし、IRENが6%高で先導した。

|翻訳・編集:山口晶子
|画像:12月3日のビットコインの値動き(CoinDesk)
|原文:Bitcoin Ricochets Around $93K at Pivotal Point; Circle, Gemini Lead Crypto Stock Rebound

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