- マイクロストラテジーは、ビットコイン購入のための転換社債の発行額を6億ドルから7億ドルに引き上げた。
- 債券の転換価格は、3月5日の終値に対して42.5%のプレミアムを上乗せしたものになる。
マイクロストラテジー（MicroStrategy）は、ビットコイン（BTC）の購入量を増やすために、転換社債の発行額を6億ドルから7億ドル（約1050億円、1ドル150円換算）に引き上げた。
熱心なビットコイン支持者であるマイケル・セイラー（Michael Saylor）氏が設立したマイクロストラテジーは現在、年利0.625％の転換シニア社債の販売を通じて7億ドルの資金調達を目指している。マイクロストラテジーが6日に発表した。
マイクロストラテジーは転換社債の価格設定も発表した。当初社債の交換レートは1株あたり1497.68ドルに相当し、5日終値の1051.01ドルと比較すると42.5％のプレミアムとなる。
マイクロストラテジーのビットコイン保有量約19万3000BTC（現在の価格で約130億ドル相当）は上場企業の中で最大であり、数年間にわたって粘り強くビットコインを買い増してきた。
マイクロストラテジーの株価は本記事執筆時点で1227.02ドル付近で推移しており、6日には17％近く上昇した。5日にはビットコイン価格が6万9000ドルを超えて史上最高値を更新した後に6万4000ドルを下回ったため、株価も同様に下落した。
｜翻訳・編集：林理南
｜画像：Michael.com
｜原文：MicroStrategy Upsizes Convertible Debt Offering to $700M to Buy Even More Bitcoin
