- 香港を拠点とする暗号資産取引所OSLグループは、株式売却により3億ドルを調達した。
- OSLは、調達した資金を決済サービスやステーブルコインサービスの構築といった新たな事業開発に活用すると述べている。
- 香港では、8月初旬に施行される新たな規制体制の下、ステーブルコインの発行が開始される。
香港を拠点とする暗号資産(仮想通貨)取引所OSLグループ(OSL Group)は、株式売却により3億ドル(約435億円、1ドル=145円換算)を調達した。
香港金融管理局(HKMA)からライセンスを取得した最初の取引所であるOSLは、調達した資金を決済サービスやステーブルコインサービスの構築といった新たな事業開発に活用すると述べている。
香港は、8月初旬に発効する新たな規制体制の下、ステーブルコインの発行を許可する予定だ。現在、暗号資産規制に関する一連の政策を発表しており、リスク管理と投資家保護を目的として取引所とカストディアンを監視する枠組みを構築している。
また、プロの投資家によるデリバティブ取引も認める予定だ。
OSLは、調達した資金を事業拡大計画や財務基盤の強化にも活用するという。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Crypto Exchange OSL Group Raises $300M Ahead of Hong Kong’s Stablecoin Regulation Plan


