- 米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies)は、イーサリアムを追加購入するために、株式売却を通じてさらに200億ドルを調達する計画である。
- ビットマインはイーサリアムの総供給量の5%を取得することを目指しており、8月10日時点で、ほぼ50億ドル相当のイーサリアムを蓄積している。
ファンドストラット(Fundstrat)のトーマス・リー(Thomas Lee)氏のリーダーシップの下で、イーサリアム(ETH)トレジャリー戦略へと転換したビットコインマイナーのビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは、株式売却プログラムを強化しており、イーサリアムを追加購入するために、最大200億ドル(約2兆9600億円、1ドル=148円換算)を調達することを目指している。
同社は以前、キャンターフィッツジェラルド(Cantor Fitzgerald)およびシンクエクイティ(ThinkEquity)との合意を通じて45億ドルの株式売却を承認しており、その割り当てのほぼすべてをすでに売却し、売却残高はわずか723ドルであると述べた。
ビットマインの株価は、プレマーケットで4%上昇した。
ビットマインは、シャープリンク・ゲーミング(SharpLink Gaming)などのライバルと競合しながら、イーサリアムを蓄積し、トークンをステーキングして報酬を獲得する戦略を追求している。
同社は8月10日時点で、ほぼ50億ドル相当のイーサリアムを蓄積しており、最終的にはイーサリアム総供給量の5%を取得することを目指している。
ビットマインは11日、同社の株が米国上場企業の中で25番目に多く取引されたと述べた。これは平均日次取引高において、JPモルガン(JPMorgan)やマイクロン(Micron)といった主要株を上回るものだ。高い取引高は、企業が株価への影響を少なくして、資金調達のために株式を売却することを可能にする。
|翻訳・編集:山口晶子
|画像:ビットマイン会長のトム・リー氏(CoinDesk)
|原文:Tom Lee’s BitMine Immersion Aims to Raise as Much as $20B for More ETH Buys


