シティ、ビットコインが2026年に18万1000ドルに達すると予測──ETFへの資金流入が暗号資産市場を押し上げる
  • シティは、ビットコインが年末までに13万3000ドル、来年10月までに18万1000ドルに達すると予測している。
  • イーサリアムについては、年末までに4500ドル、来年10月までに5400ドルに達すると予想している。

ウォール街の銀行であるシティ(Citi)は、暗号資産(仮想通貨)が控えめながらも意義のある勢いで新年を迎えると見込んでおり、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)は年末以降も上昇すると予測している。2日のレポートで発表された。

シティは2025年末のビットコイン価格を13万3000ドル(約1929万円、1ドル145円換算)と見込んでいる。以前の予測は13万5000ドルで、そこからはわずかに引き下げられた。イーサリアムの予測は4300ドルから4500ドル(約65万円)に引き上げられた。

シティのシナリオは依然として幅広いレンジにわたっている。株式市場が上昇し、資金流入が加速すれば、ビットコインは15万6000ドル(約2262万円)まで上昇する可能性がある。しかし、景気後退局面では8万3000ドル(約1203万円)まで下落する可能性がある。イーサリアムの強気シナリオは6100ドル(約88万円)だが、弱気シナリオはそれよりかなり低い水準にとどまる。

本記事公開時点で、ビットコインは約11万9550ドル(約1733万円)、イーサリアムは4407ドル(約64万円)で取引されていた。

12カ月後の予測では、シティはビットコインの目標価格を18万1000ドル(約2625万円)に設定している。この見通しは全体的に、特にETF(上場投資信託)を通じた継続的な資金流入を前提としている。イーサリアムについても1年後には5400ドル(約78万円)に達すると予想している。

ビットコインはその規模と「デジタルゴールド」というナラティブ(物語)が新規資金流入の獲得において有利だとシティは述べている。一方、イーサリアムはステーキングや分散型金融(DeFi)関連の利回りから恩恵を受ける可能性があるという。

特にアメリカにおける好ましい規制は追い風となるはずだが、景気後退圧力などのマクロリスクが依然として強気のケースを狂わせる可能性があるとシティは警告している。

|翻訳・編集:林理南
|画像:CoinDesk
|原文:Citi Sees Bitcoin Hitting $181K in 2026 as ETF Flows Drive Crypto Higher

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