シンガポール、コロナ検査結果の確認にブロックチェーン

シンガポール政府はブロックチェーン技術を活用して、新型コロナウイルスの検査結果を確認するための手法を開発している。空港などにおける入国管理手続きにかかる時間を短縮できるようする。

同国のデジタル化を促す政府機関(通称「ガブテック」GovTech)と、保健省は、コロナの検査結果を発行するためのデジタル規格「ヘルスサーツ(HealthCerts)」を開発。

検査結果は、シンガポール政府が開発したデジタルIDのモバイルアプリ「SingPass」に連動する。個人のデジタルハッシュ(デジタル上の指紋のような機能)のみが、ブロックチェーン上に記録され、個人データは保護されるという。

シンガポール政府は、新型コロナウイルスワクチンの接種証明においてもヘルスサーツの活用を検討している。

|翻訳抜粋:coindesk JAPAN
|編集:佐藤茂
|画像:シンガポールの夜景(Shutterstock)
|原文:Singapore Uses Blockchain for Verification of COVID-19 Test Results

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