米FTX、MLBでホームラン予想企画──賞金は10万ドルのビットコイン

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXと米大リーグ(MLB)は10万ドル(約1100万円)相当のビットコインを賞金にしたキャンペーンを実施した。

「MLB Moonblasts Pick ‘Em」と名づけられたキャンペーンでは、今シーズンの残り期間、どの選手が最長飛距離のホームランを打つかを予想。正解者1名には10万ドル相当のビットコイン(BTC)または現金が贈られる。予想はすでに31日に締め切られており、アメリカ居住者のみが参加できた。

FTXとMLBは6月に契約を締結、7月13日にデンバーで開催されたオールスターゲームから、審判のユニフォームにFTXのロゴが付けられている。同取引所は3月には米プロバスケットボールリーグの人気チーム「マイアミ・ヒート」の本拠地の命名権を1億3500万ドルで獲得しており、積極的に人気スポーツとの取り組みを進めている。

またFTXのCEO、サム・バンクマン-フリード(Sam Bankman-Fried)氏は31日、同取引所は米国会計基準(US-GAAP)の監査を受けた初の暗号資産デリバティブ取引所になったとツイートした。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:$100K in Bitcoin Up for Grabs as FTX’s MLB Team-Up Advances