【市場動向】ビットコイン、規制懸念を受けて続落

【市場動向】ビットコイン、規制懸念を受けて続落

ビットコインは3日、利益確定の動きが見られ、下げ幅を拡大した。当記事執筆時点、ビットコインは3万8000ドル前後で取引されている。アメリカと中国での規制懸念が続き、一部の投資家は様子見だ。

「1~2週間で50日移動平均線は3万4000ドル付近となって下落は終了し、その後、5万1000ドル付近に修正された目標を目指して4万2600ドルを突破する可能性が高い」とフェアリード・ストラテジーズのケイティ・ストックトン氏は2日、ニュースレターに記した。

最新価格

●ビットコイン (BTC):3万8077ドル、−3.08%
●イーサリアム(ETH):2468.5ドル、−4.88%

●S&P500:4423.3、+0.82%
●ゴールド:1810.4ドル、−0.13%
●10年物米国債:1.181%(2日:1.173%)

取引所からの移動

この1週間、暗号資産(仮想通貨)取引所から大量のビットコインが移動している。これは投資家がビットコインの売却よりも保有を好んでいることを示している可能性がある。

「取引所のネットポジションチェンジメトリックは、取引所に流入(緑)あるいは流出(赤)するビットコインを示している。今週は2020年11月に匹敵するきわめて大量のビットコインが取引所から流出した」(グラスノードのニュースレター)

出典:Glassnode

注目を集めるステーブルコイン

データ提供会社スキュー(Skew)によると、2大ステーブルコイン、テザー(USDT)とUSDコイン(USDC)の時価総額合計は900億ドル(約9兆9000億円)に近づいている。特にUSDコインの時価総額は年初から6倍に増加している。

出典:Skew

アルトコイン状況

●SEC委員長の姿勢:米証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長は、ほとんどのトークンとICO(新規コイン公開)は証券法に違反していると考えている。ゲンスラー氏は3日、以前「私が見たICOはすべて証券」という言葉を残した前委員長のジェイ・クレイトン氏に同意すると述べた。

上位20の自律分散型組織(DAO)は6500億円相当の暗号資産を保有:ブロックチェーンソフトウェア企業のコンセンシス(ConsenSys)が発表した2021年第2四半期(4−6月期)のDeFiレポートによると、上位20の自律分散型組織(DAO)は60億ドル(約6500億円)相当の暗号資産(仮想通貨)を保有しているという。上位20のDAOには、コンパウンド(Compound)、ユニスワップ(Uniswap)、バンクレス(Bankless)などのDeFi(分散型金融)プロジェクトや、Gitcoinなどのオープンな資金調達団体が含まれている。

Bitwise、DeFiトークンを対象にした暗号資産ファンド立ち上げ:ビットワイズ・インベストメンツ(Bitwise Investments)は2つのDeFi(分散型金融)トークン(AAVE、UNI)を対象とした暗号資産ファンドを機関投資家向け商品のラインナップに加える。AAVEはDeFiレンディングプロジェクトであるアーベ(Aave)のトークン、UNIは分散型取引所(DEX)であるユニスワップ(Uniswap)のトークン。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Glassnode
|原文:Market Wrap: Bitcoin in Pullback Mode as Regulatory Concerns Rise

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