上海市、デジタル人民元のオフショア利用をテスト

上海市、デジタル人民元のオフショア利用をテスト

上海市は17日、中国のブロックチェーンスタートアップ、コンフラックス(Conflux)のインフラを使い、中国(上海)自由貿易試験区臨港新エリアでデジタル人民元のオフショア利用のテストを行うと発表した。

実験はコンフラックスと上海海事大学が設立した新たな組織「Shanghai ShuTu Blockchain Research Institute」によって行われるという。

中国の中央銀行デジタル通貨(CBDC)、いわゆるデジタル人民元は2020年4月から試験導入が進められているが、国境を超えた導入はまだ限られている。

中国人民銀行は7月、臨港新エリアでの人民元の自由な流入・流出と外貨との交換のテストを承認した。同エリアは最先端の製造業や輸出入のハブとなることが期待され、同エリアでの金融自由化は、中国の国境を超えた貿易と投資を支援するためと報じられている。

中国はデジタル人民元の試験導入をはじめ、アクセス制限を行ったブロックチェーンをさまざまな業界で使用し、その技術を検証している。

新組織は貿易や海運のためのブロックチェーン標準の開発も視野に入れるとコンフラックスは述べた。

臨港新エリアには、米EV大手テスラのギガファクトリーをはじめ、シーメンスやゼネラル・エレクトリックの製造拠点もある。上海市政府は1月、コンフラックスに500万ドル(約5億5000万円)を投資している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Freeman Zhou/Unsplash
|原文:Shanghai to Pilot Offshore Use of Digital Yuan on Conflux Blockchain

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