【市場動向】ビットコインは「タップルート」を控え、横ばい推移

【市場動向】ビットコインは「タップルート」を控え、横ばい推移

ビットコイン(BTC)は11日、史上最高値6万8950ドル付近からの下落の後、横ばいで推移している。アナリストは引き続き、一段の上昇を期待している。

「価格変動は常にすぐ起こる。ビットコインとイーサリアム(ETH)の長期トレーダーは、ポジティブなセンチメントが続くなか、最近の下落を利用してポジションを築くことができるだろう」とDailyFXのニコラス・コーリー(Nicholas Cawley)氏はコメントした。

他のアナリストは、ビットコインの強気イベントとして「タップルート(Taproot)」と呼ばれるアップデートを上げている。

「タップルートは今週末か来週初めまでに起動する可能性が高い。 2017年のSegWit以来の大きなアップデートで、一連の重要機能が改善される」とQCP Capitalはテレグラムに書いている。同社はアップデートに向けて、ビットコインのロング・ポジションを維持している。

最新価格

●ビットコイン (BTC):6万5845ドル、−1.66%
●イーサリアム(ETH):4737ドル、+2.07%

●S&P500:4649、+0.05%
●ゴールド:1863ドル、+0.77%
●10年物米国債:1.57%

一方、コインベース(Coinbase)ではトレーディングデスクの取引高が増加している。「こうした動きは史上最高値に近づくたびによくあることだが、現在の上昇はマニア主導ではなく、タップルートなどのファンダメンタルズや投資家の真の需要に支えられていることを感じる」とコインベースは今週、機関投資家向けニュースレターに記した。

コインベースでは、柴犬コイン(SHIB)が依然として取引高の18.16%を占め、イーサリアムは12.7%、ビットコインは10.85%となっている。

ビットコイン・ロングの清算

約6400万ドル(約73億円)のビットコインのロングポジションが10日、ビットコインが史上最高値となったあと2時間で清算された。

ビットコインは利益確定の動きが見られたことで、6万3000ドル付近に向けて下落したが、ポジションの清算も拍車をかけたようだ。

イーサリアム、強気のオプション取引

イーサリアムが10日に約4800ドルの史上最高値を記録した後、オプショントレーダーは圧倒的に強気になっている。下図を見ると、建玉は権利行使価格5000ドルが最も多く、次いで1万ドル、1万5000ドルとなってる。

一部のアナリストは、高い目標価格を維持している。「イーサリアムは高いパフォーマンスとなり、1万500ドルの目標価格に達すると予想している」と金融調査会社ファンドストラット(Fundstrat)は今週、ニュースレターに記した。

アルトコイン状況

分散型検索エンジン「Presearch」がNFTマーケットプレイス「OpenSea」を検索対象に:Presearchは「分散化したWeb3.0時代のGoogle」のような存在を目指している。世界最大のNFTマーケットプレイス「オープンシー(OpenSea)」を検索対象としたことで、NFTの検索方法はより効率的になる。

サザビーズ、バンクシー作品のライブ入札を仮想空間で実施、イーサリアム使用可能:バンクシーの「Trolley Hunters」とLove Is In The Air 」のリアルタイム入札が11月18日、仮想空間「ディセントラランド(Decentraland)」にある同社本社で行われる。入札ではイーサリアムも使用可能、ライブストリーミングは世界中で視聴できる。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CoinDesk
|原文:Market Wrap: Bitcoin Stabilizes as Traders Prepare for Taproot Upgrade

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