ビットコイン、年末に向けた上昇の可能性は低い:テクニカル分析

ビットコイン、年末に向けた上昇の可能性は低い:テクニカル分析

ビットコイン(BTC)の年末に向けた「リリーフラリー(安堵感からの上昇)」は実現しないかもしれない。マクロリスクが高まるなか、重要なテクニカル指標は弱気に転じている。

「週足MACDは4月以来初めて『売り』シグナルになっており、年末に向けてリスクが高まっている」とフェアリード・ストラテジーズ(Fairlead Strategies)の創業者ケイティ・ストックトン(Kaite Stockton)氏は6日、リサーチノートで述べた。中期的に売られすぎと判断されるところまで、さらに下落する余地があるという。

MACDヒストグラムは、トレンドの反転やトレンドの強さを見極めるためのテクニカル指標。値がマイナスになったときは、トレンドが強気から弱気に転換したことを表し、0(ゼロ)以下の数値は、弱気モメンタムが高まっていることを示す。

4月下旬に見られた直近の弱気への転換では、ビットコインは週ごとに10%以上の下落が続き、最終的に5万8000ドルから3万ドルまで下落した。

ビットコインは6日、4日の安値4万3000ドル以下から20%近く上昇したものの、先週突破した7月の安値からの強気トレンドラインをまだ下回っている。

ストックトン氏によると、今回の上昇は一時的で、5万5000ドルのレジスタンス付近で上値が抑えられる可能性が高い。米連邦準備制度理事会(FRB)への不信感、オミクロン株への恐怖、中国の不動産市場に対する懸念が依然として残っており、短期的な上昇幅は限定的だという。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:TradingView
|原文:Bitcoin Technical Indicator Suggests Low Probability of ‘Santa Rally’

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