ウェルズ・ファーゴとHSBC、外国為替決済にブロックチェーンを活用

米銀大手ウェルズ・ファーゴと英銀大手HSBCは12月13日、外国為替取引の決済にブロックチェーンを使ったソリューションを使用すると発表した。

両行は共有の決済台帳を使用し、米ドル、カナダドル、英ポンド、ユーロの取引を行い、将来は他の通貨にも拡大するという。

最近では、ゴールドマン・サックスなど、他の大手金融機関も業務プロセスにブロックチェーンを組み込むことを検討していると報じられた。

JPモルガン・チェースは「Collateral Blockchain Tokenization」(ブロックチェーンを使った抵当資産のトークン化)に注力するために、ソフトウェアエンジニアの採用を検討。またホールセール用決済トークン「JPMコイン」に取り組む子会社オニキス(Onyx)の人材採用を強化している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Wells Fargo, HSBC to Settle Forex Transactions Using Blockchain