NFTのFanTop、Flow基盤で二次流通マーケット──日本円決済は国内初

メディアドゥが運営するFanTopは、NFTを日本円で決済できる二次流通マーケット機能を実装した。メディアドゥによると、Flow基盤で円決済の二次流通マーケット機能を提供するのは、国内初。同社が2月22日に発表した。

NFT(ノン・ファンジブル・トークン=非代替性トークン):ブロックチェーン上で発行される代替不可能なデジタルトークンで、アートやイラスト、写真、アニメ、ゲーム、動画などのコンテンツの固有性を証明することができる。NFTを利用した事業は世界的に拡大している。

FanTop は、Dapper Labsが提供するFlowブロックチェーンを採用している。Dapper Labsは、全米プロバスケットボール(NBA)選手のトレーディングカードNFTを取引できる「NBA Top Shot」を開発し、事業を急成長させてきたことで知られる。

また、FanTopは新たに入手したNFTを展示・鑑賞できる公式アプリをリリース。アイテムを3Dルーム・AR(拡張現実)機能などで楽しめる。同社は、「アプリと二次流通機能でFanTopの主要機能が全て出そろう」ことになるとしている。

|取材・テキスト:菊池友信
|編集:佐藤茂
|トップ画像:メディアドゥの発表文より