OpenSea、ソラナNFTの取り扱い開始へ

人気NFTマーケットプレイスのOpenSea(オープンシー)は29日、予告動画「wen solana?」で正確な日付は伏せたが、ソラナ(Solana)ベースのNFTの取り扱いをまもなく開始することを認めた。

業界関係者は、すでにこのニュースを予測していた。1月下旬、技術系ブロガーのJane Manchun Wong氏は、OpenSeaがソラナのウォレットをサポートする準備を進めているサインを見つけた。

ソラナは、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、 クレイトン(Klaytn)に続き、OpenSeaで取引可能な4番目のブロックチェーンとなる。CryptoSlamによると、ソラナはその中でもNFT売上高ではイーサリアムに次ぐ2位となっている。

OpenSeaの拡大は、ソラナのNFTマーケットプレイス、Magic Edenにとっては脅威となるだろう。Dune Analyticsによると、Magic Edenは過去1週間、ソラナのNFTセールスの90%以上を占めていた。

Magic Edenの取引手数料は2%で、OpenSeaよりも0.5%低く、その点では優位。だが、それでOpenSeaを食い止めることができるかどうかはわからない。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:OpenSea/CoinDesk, modified by PhotoMosh
|原文:OpenSea Closing In on Support for Solana NFTs