アバターのジーニーズ、190億円調達──Web3.0への取り組み強化

アバター開発会社「ジーニーズ(Genies)」は4月12日、1億5000万ドル(約190億円)の資金調達を発表。アバターNFTプラットフォーム、メタバースなど、Web3.0への取り組みを強化するという。ニューヨークタイムズのDealBookが伝えた。

資金調達は、米投資ファンドのシルバーレイク(Silver Lake)が主導。ジーニーズによると、資金調達によって評価額は10億ドル(約1250億円)に達したという。

シルバーレイクの共同CEO、イーゴン・ダーバン(Egon Durban)氏は「今回のような小規模な会社の時もあれば、変革を必要としている巨大な大企業の時もある」とDealBookに語っている。

ジーニーズは2021年5月、6500万ドルを調達。12月にはユニバーサルミュージックグループ(UMG)と提携、同社所属アーティストはジーニーズで自身のアバターを作成できる。

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ジーニーズとシルバーレイクに取材を試みているが、まだ返答はない。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Genies
|原文:Silver Lake Leads $150M Round in NFT Platform Genies