米消費者、2023年のインフレ率低下を予想:NY連銀調査

アメリカの消費者は2023年、インフレ率は急激に低下すると考えていることが、ニューヨーク連邦準備銀行の調査で明らかになった。

8月8日に発表された7月の月次調査によると、2023年のインフレ率は6.2%と予想され、6月の6.8%から低下している。ニューヨーク連銀が2013年に調査を開始して以来、1カ月間で最大の下落幅となり、インフレ抑制に対する期待が高まっているようだ。

今後3年間ではインフレ率は3.2%に低下すると予想されている。これは主にガソリン価格が下落し、今後1年で1.5%しか上昇しないと予想されているためだ。5年後のインフレ率は2.3%で、FRB(米連邦準備理事会)の目標値である2%をわずかに上回っている。

投資家は、FRBはインフレ抑制のための積極的な金利引き上げを9月も継続すると見ている。消費者予想は通常、インフレ率と連動しており、FRBが調査を注意深く監視している。

FactSetの予測によると、米商務省が10日に発表する7月のCPI(消費者物価指数)は、8.7%に鈍化すると多くのアナリストは予想している。6月のインフレ率は予想に反して9.1%まで上昇し、過去40年間で最も高い水準となった。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:New York Fed Survey of Consumer Expectations
|原文:Americans See Inflation Plunging Next Year, New York Fed Survey Finds