人気NFTを使ったテレビ番組、フードトラックが可能──知的財産権が明らかに

人気NFT「CryptoPunk(クリプトパンクス)」と「Meebits(ミービッツ)」のオーナーは、所有するキャラクターを商業利用あるいは個人的なプロジェクトに利用できるようになった。

8月15日にメールで送られてきた声明によると、同NFTコレクションを購入したYuga Labs(ユガラボ)がコレクションの知的財産権を公表したことで可能になった。

この取り組みは、暗号資産に詳しくない人たちがしばしば抱く疑問「NFTの価値とは?」への回答になり得る。

CryptoPunksとMeebitsのオーナー(保有者)は、これまでと違って、所有するNFTに裏付けられた具体的なものを手に入れた。つまり、NFTはプロフィール画像として使うだけでなく、潜在的な収益源となり得る。しかも、法的な裏付けもある。

NFT保有者は「テレビ番組、フードトラック、衣料品など、Bored Ape Yacht Club(BAYC)のコミュニティが実現したような」プロジェクトが可能になるとユガラボは述べた。

「スヌーブ・ドックやエミネムのBAYCを使ったミュージックビデオははVMA(MTVのVideo Music Award)にノミネートされた。ビデオ制作は、今回のような権利があったから可能だった」

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:CryptoPunks modified by CoinDesk
|原文:CryptoPunks TV Show? Meebits Food Truck? Both Now Possible as IP Rights Get Released